ヤンゴンからバガンへバスの旅
(まとめ)
・ヤンゴン中央駅前のバスオフィスでチケットを購入
・値段は19‐22ドルくらい
・3列のVIPバスは必須。車内はとても寒い
・観光はEバイクで
1.バガンとは?
バガンは、ミャンマー・マンダレー地方域にある地名で、旧名はパガン。カンボジアのアンコール・ワット、インドネシアのボロブドゥールとともに、世界三大仏教遺跡のひとつと称される。
2.バスチケットを購入する
バスチケットはゲストハウスなどでも買えますが、ヤンゴン中央駅の目の前にバスチケットオフィスが多数あります。
日本企業が多数入っているサクラタワーから600mくらいの距離です。
バス会社によって発着時間や値段、バスの種類が違いますので自分にあった会社を選びましょう。バガンへのバスは一般的には夜行便になります。出発は20時半か21時半のどちらかになるようです。4列シートのノーマルバスと3列シートのVIPバスの2種類がありますので迷わずVIPバスを選んでください。4列は安いですが非常にきついです。
値段はドルだと大体19ドルから22ドルくらいの幅があるようですが、実感ではチャットで買った方が安く買えると思います。
バス会社はJJやELITEなどが評判が良いようです。
バスの発着はアウンミンガラー・ハイウェイ・バスターミナルからになります。
場所は空港よりもさらに北に位置し、ダウンタウンからは約20キロで早朝なら40分くらいかかります。タクシーだと10,000チャットで行けます。
3列シートのVIPバス。
3.バガンへの行き方
バガンはバスステーションから約600キロの場所にあります。
約9時間かけてニャウンウーのバスターミナルまで移動します。ヤンゴンのバスターミナルを出発すると12時くらいと3時くらいにトイレ休憩があります。バスの中はとても寒く、トイレも近くなりがちですのでしっかり済ませておきましょう。
ここは宿泊先であるニャウンウーやオールドバガンまで6キロ近くあり、例え涼しい早朝とはいえ歩くのは現実的ではありません。よって残念ながら群がってくるタクシードライバーに頼ることになります。
しかし彼らは法外な値段を吹っかけてきますので、値段交渉をしましょう。この交渉はかなりタフなものになります。なぜなら彼らはタクシーがないと宿にたどり着けないということを知っているからです。平気で相場の2倍、3倍の値段を言ってきます。2万チャット、ディスカントして1.5万チャットなどと言ってきますが折れてはいけません。最低でも5千チャットまではまけさせましょう。更にバスの中で同乗者を募って割り勘にするのが賢い方法だと思います。
なお安いからと言って馬車を選んではいけません。長旅で疲れているなか、早くホテルでシャワーを浴びたいと思っていても、馬車は自転車よりも遅い速度で進みます。
町に着くとたいていのゲストハウスはアーリーチャックインができると思います。心配な方は予約を取る際に聞いてみると良いでしょう。
私はニャウンウーのSaw Nyein San Guest Houseに宿を取りました。
ここはとても優しいオーナー姉妹がおり、病気の私にとてもよくしてくれましたのでお勧めですよ。
4.バガンでの観光
バガンではEバイクを使っていくつもの遺跡を観光します。早朝チェックインし、少し仮眠したらまずはEバイクをレンタルしましょう。
町中のいたるところにレンタルショップがありますが、宿泊ホテルでもレンタルしています。ちなみに私は一日借りて6000チャットでした。
バイクはEバイクは普通の原付タイプと自転車タイプの2種類がありますが、絶対に自転車タイプを借りてはいけません。なぜならばパンクしやすく、舗装されていない道は砂に取られて転倒の危険があります。
バガンでの観光はニャウンウーとオールドバガンの往復6キロの間にある遺跡を見学するのが基本です。
よって2日あれば大体のところはみることができます。勿論、遺跡好きの方には1週間いても足りないかもしれませんが。
またサンセットとサンライズも大きな見どころです。
バガンでは観光客の増加や2016年の地震による被害の影響で規制がようやく厳しくなってきており、2018年から昔のようにパゴダに登ることは全面的に禁止されました。2018年6月現在、まだいくつかのパゴダでは密かに登ることができますが、それも何れ禁止されることでしょう。